風俗という特殊な仕事柄、同じ仕事をしている女の子と交流する機会は、なかなかありませんよね。全国には一体どれくらいの風俗嬢が働いているのでしょうか?
キャバクラといったお水の仕事は、女の子が将来なりたい職業ランキングの上位に入るなど、昔とくらべて世間に受け入れられている傾向があります。
しかし、デリヘルなどの性風俗の仕事は、まだまだ周囲に打ち明けにくく、理解してもらえずに、職業を隠している女の子がほとんどです。
今回は、風俗で働いている女の子は全国にどれくらいいるのか、また、その利用者の数について調べてみました。
そもそも風俗とは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」である「風営法」によって規制されている産業のことです。
女の子が男性に性的なサービスをするお店だけでなく、パチンコやゲームセンター、深夜に営業している飲食店もこれらに含まれています。
性的サービスを提供するお店として代表的なのが、以下の種類です。
都道府県ごとに警察の公安委員会に届け出された店舗や、風俗雑誌などの情報によっておおよその店舗を見積もると、全国にある性風俗のお店は「約1万店舗」と言われています。
一店舗あたりに在籍する女の子は10人未満から50人以上の大型店など、お店によってさまざまです。平均にするとおおよそ30人前後が在籍していることになります。
つまり、計算すると
10,000(店舗数)×30(一店舗あたりの女の子の人数)=30万
という結果が導き出されます。
これだけでも驚きの数ですが、日本の総人口は1億3千万人ほどなので、単純計算すると約420人に1人が風俗で働いている計算になります。
さらに、風俗嬢になるには「満18歳以上の女性」という条件があります。
平成28年現在、15歳から64歳の女性人口は3795万人と発表されているので、おおよそ3800万人の女性のうち、30万人が風俗嬢だとすると、
38,000,000(総人口)÷300,000(風俗嬢)=126.666~
このように、約126人に1人の女の子が現在お店で働いているという計算になりますね。
あくまでも、これは現在働いている女の子の数なので、風俗を卒業した女の子も含めると、風俗経験者は何倍もの人数と考えて良いでしょう。
それでは、風俗を利用したことがある男性はどれくらいいるのでしょうか?
住民基本台帳による調査結果では、全国18歳以上65歳未満の男女を対象に、「性的サービスを買った経験があるか」という問いに対して、「ある」と回答した人は約14.3%というデータがあります。
「全くない」という人のみを除外した場合、約41,8%の男性が風俗経験をしたことがあるという計算になりました。
15~64歳の男性人口は3869万人なので、18歳未満を除いておおよそ3700万とすると
37,000,000(総人口)×41.8%(風俗経験の割合)=15,466,000
つまり、日本で暮らす男性のうち約1550万人が、何らかの形で性風俗を利用している計算になります。風俗は「男の通過儀礼」であると表現する人もいますが、あながち間違いではないのかもしれないですね。
風俗というと、借金や生活に苦労している女の子が、家族を養うためにやむを得ず働く職種というイメージがありました。しかし、近年ではどこにでもいる大学生やOLといった一般素人のほか、高学歴やモデル経験のある容姿に恵まれた女の子も、自ら風俗嬢の道を選ぶようになってきています。
これは奨学金の返済や、リーマンショックなどによる若者の貧困や、性のオープン化が進む中で、性の売買に抵抗を感じる女の子が減ってきていることなどが理由として考えられます。そのため、不景気で男性客が減っている中で、風俗で働きたい女の子が増えているため、需要過多が起きているのです。
競争率が上がっているため、まるでモデルや女優のようなスタイルと容姿を持った女の子でないと、面接に落ちてしまうという店舗も出てきているようです。このように、これから風俗で稼ぐためには容姿やスタイルだけでなく、サービス面でも人並み以上の努力が必要な時代になりつつあります。
風俗で働いている女の子は約126人に1人と、とても身近な存在になっています。女の子の入れ替わりが激しい業界なので、短期間バイトも含めると、かなりの人数が風俗で働いた経歴を持っていると考えて良いでしょう。
競争率の高い世界で生き残るためにも、自分磨きを忘れず、お客様へのサービス精神を持って接客をしていきたいですね。
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