みなさんは「色管理」をご存知ですか?
風俗業界には「色管理」という男性スタッフが女性キャストに対して恋愛関係にあると勘違いさせて出勤や在籍をコントロールしようとする方法があるのです。
「ある男性スタッフが最近すごく優しいんです。よく褒めてくれるし食事にも誘ってくれたり、何かと特別扱いしてくれて……」
「『一緒にがんばろう稼がせてあげるから』と言われたので出勤を増やしてます」
なんて状況になっている方、心当たりがある方は要注意です。
すでに色管理されているかもしれません……!
今回はそんな「色管理」について解説していきます。
もしかして……と思った方もそうでない方も、ぜひ最後までお付き合いください。
上記でも少し説明しましたが改めて「色管理」とは。
風俗店やキャバクラなどの水商売で、男性スタッフが女性キャストの恋愛感情を利用して働き方を管理しコントロールしようとする方法です。「色管(イロカン)」や「色恋管理」とも呼ばれています。
女の子に対して好意があるフリをする、または付き合っていると思わせ、仕事を優遇したり甘い言葉で「君は特別だよ」感を出します。
ですが基本的にはお店のスタッフと風俗嬢は恋愛禁止です。それなのになぜ色管理をするのでしょうか?
なぜ色管理をするのか、それは単純に利益のためです!
具体的には
といった内容が主なものになります。売上のために女の子に貢献してもらおうというわけです。
例えば、女の子の出勤が少ない日、売り上げが足りないとき……
「明日出勤してくれないかな?」「今から出勤できない?」といった指示に従ってくれる子がいるとお店やスタッフ的には助かりますよね?
それに女の子の入れ替わりも多い業界ですから、少しでも長く働いてもらいたいとお店は女の子を引き止めておきたいわけです。
その日の出勤人数の確保や在籍キャストを安定させることはお店にとって大事なこと、色管理されている女の子ならば「好きな人のためなら……」とこういったスタッフからの指示に従ってくれやすいのです。
本当にそんなのに引っかかる子っているの?と思ってしまうかもしれませんが、色管理の罠にハマってしまう人は少なからず存在します。
では色管理の方法としてどんなことがあるのか。
例として
など……。
他にも交際関係にあるはずなのにお店でしか会ってくれなかったり、「二人の関係は誰にも言わないで」と秘密の関係だったり……。
全ての行動が必ずしも色管理だとは言いませんが、当てはまる数が多ければ色管理の可能性は高いです。
ですが色管理でなくても、スタッフは女の子を褒めたり、相談に乗ったりくれたりと親身になってくれます。それはあくまで女の子のモチベーションを上げて仕事を頑張ってもらうためです。それ以外に意味はありません。
どちらの場合もスタッフにとっては仕事の一環ですが、色管理の場合は勤怠や待遇に影響が出たりします。
本当は休みたいけど彼のために…という思いから出勤が増え、懐は潤っているのに体と心はボロボロ……なんてことになりかねません。ひどい場合は、他の子よりも安い給料で働かされていたなんてことも……。
色管理をするスタッフにとっては仕事でも、女の子からすれば騙されているわけですから最終的に傷つき損をするのはこちらです。
中には公私混同で女の子をただ口説いているだけの人もいたりするので気をつけてください。
上記であげた内容に心当たりがあれば要注意です!
お店側も全ての女の子に色管理をしかけるわけではありません。色管理しやすい女の子と、そうでない女の子を見分けます。
色管理のターゲットになりやすい子は
他にランカー、人気嬢といったお店にとっての稼ぎ頭もターゲットにされたり、目標もなく働いていたり、風俗でしか働けないかもと思っている子も気をつけてください。
寂しさを感じていたり、周りに頼れる人間がいない場合は色管理にひっかかりやすいです。特に精神的に病みやすいいわゆる「メンヘラ」気質の人は引っかかりやすく、色管理されていることに気づかないなんてことも。
風俗業界で働く女の子たちは仕事のことを家族や友人に秘密にしている人がほとんどだと思います。そうなると悩みを相談できる人がおらず、仕事上の身近な存在であるスタッフに相談するという方もいるのではないでしょうか?
親身になって相談に乗ってくれるスタッフへの信頼の気持ちがいつしか恋愛感情に……。そんな子達を狙って行われるのが色管理なのです!
甘い言葉や他の子にはしない優しい態度、そんな「特別扱い」に気づけばどっぷりハマっていた…なんてことになりかねません。
逆に気が強そうな子や恋愛に不自由していない子、安定した稼ぎのある子などはターゲットにされにくいです。
仕事と割り切り、しっかりとした意思の元働いている子たちには色管理を仕掛けてもひっかかりません。
目標や自分をしっかり持っておくと色管理に流されにくくなります。
色管理なのか、それとも本当の好意なのか。見分けたい、確認したいけどどうすればいいかわからない……。
そんなときはお店を辞める相談やすでに交際関係にあるなら二人の将来の話などをしてみてください。
「ちゃんとした関係で付き合いたい」
「風俗をあがろうと思っている」
「私のために今の仕事は辞めて昼職について欲しい」
二人の関係が本気ならきちんとした答えや話し合いができるはず。
色管理はあくまで「恋愛のフリ」。退店を引き止められたり曖昧な返事をされたら利用されている可能性大です。
色管理を仕掛けられてる?と思ったときは以下の行動を!
後々のことを考えても彼氏がいるとあらがじめ言っておくのはオススメです。
大抵の場合、彼氏がいる子には色管理を仕掛けようとするスタッフはいません。
もし色管理を仕掛けられても「彼氏がいるので」と断ることができます。
食事やデートに誘われても「今度みんなで行きましょう!」などとかわしていけばOKです!
この子はひっかからないなとそのうち諦めてくれます。
色管理があまりにもしつこい場合は、いっそお店を移籍してしまうのも1つの手です。
普通のお店ならば色管理をしてくることはありません。それなのに色管理が行われるということは「キャストの定着率が悪くて色管理をしなければならない」状態ということかもしれません。
業界的にスタッフとキャストの恋愛は禁止というのが建前上のルール、そんな中でトラブルの元になりかねない色管理をするということは女の子を引き止めておく理由になるものが恋愛関係しかない、など何かしらの理由がある質の悪いお店ということです。
かわしていくという方法もありますが、逆に色管理を利用して稼ぐということも出来ます。
ランカーや人気嬢がターゲットになりやすいのもお店に利益を与えてくれる大事な存在ということです。
なのでフリー客をよくつけてくれたりなどと、特別扱いをしてくれます。
それを逆手にとって「利用されてやる!」という気持ちでガッツリ稼ぐのもありではないでしょうか?
ですが一番良いのは色管理店を避けること。入店してみて色管理が横行しているようなお店だった場合はきちんとしたお店に移りましょう。
お店自体はいいけれど、あるスタッフから色管理されているかもという場合は距離をとりましょう。基本的には男性スタッフとは仲良くなりすぎず適度な距離感を保っておくことをオススメします。
スタッフが優しくしてくれるのは「女の子を稼がせるために仕事としてサポートをしている」というのを忘れないでくださいね。
色管理についてお話ししてきましたが
簡単にまとめると
色管理に気をつけるためにも、男性スタッフからの好意には「お互い仕事なんだ」と冷静になりましょう。
行われているのはあくまで一部のお店やスタッフだけです。全てのお店でこういったことが行われているわけではないので安心してください。
良いお店はたくさんあります。ぜひ、びーねっとであなたに合ったお店を探してみてくださいね!
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