あれ……なんか最近指名が減った……?私の思い過ごし……??
常連の「また来るね」がまだ来ない。
どうして?なぜ?と嘆いても、ただやまびこだけが響くだけ。
人気がものいうこの業界、ましてや本指名は稼ぎの生命線。
ですが冷静になって考えてみると理由が見えてくるはず。
指名に不安を抱えている人も、今がそのピンチの時の人も、このコラムを参考にしてみてください。
実のところお店の規模によって平均やノルマは違うので一概には言えません。
まずお店の人に他の女の子の指名本数を聞いたりしましょう。
本指名獲得しておくには新人期間のがんばり次第で今後を左右させるといっても過言ではありません。
例えば新人期間内でバリバリ何十本以上取っていたとしても3ヶ月後くらいにはもう収束…というケースは多いのです。
新人期間では早い人は1ヶ月以内には返ってきますが平均的に2、3ヶ月くらいで返ってくるパターンが多いです。
お客様の利用頻度もたまに程度なら2、3ヶ月に一回程度。
定期的に通う人は大体毎月1、2回程度。
ガチ恋や風俗マニアでない限りそのくらいの頻度できます。
そう考えると入店したその翌月に返ってくれば上出来ではないでしょうか?
まだ始めたばかりの新人の方は3ヶ月様子を見ましょう。
では新人期間が終了してまだ返ってこない、長く続けている人の指名が減ってきているなど、お客様が来ない理由は一体なんなのでしょう?
まずはお客様の立場から見てみましょう。
〜お客様編〜
特に言うこともないですがこれは切実ですよね。
お金がない?気持ちわかる、わかるよ。
そりゃそうだよな〜〜〜納得、納得。
だって一回のプレイやホテル代で安くて万単位で飛びますから。
こちらであれこれしてもなんも解決できません。
新規の顧客を開拓しながら期待せずに待ちましょう。
プレイもワンパターン、会話も弾まないなど……。
それこそ美人ではないのに人気のある女の子っていますよね?
それは、やはりサービスや性格など内面が魅力的だからこそ。
見た目で惹かれることはあってもハマることは実は少ないのです。
容姿はあくまできっかけ。
“絶対ハマらせる”くらいの気持ちで接客しましょう。
前述の「飽きた」とはまた違います。
醒めるとはつまり"夢"から。
例えば「男にどっぷりハマるホス狂いの女だった」「彼氏がいることを知った」「人気者になった」「所詮一人の客だと悟ってしまった」など……現実を突きつけられてしまったパターンですね。
ワンチャンないな、写メ日記の他客へのお礼記事見て萎えた、など……商売だとわかっていても所詮は人間。
割り切れない期待や嫉妬にかられてしまうこともあるのです。
自分だけ特別でいたい、良客として認知されたい……そんな気持ちの温度を下げさせないためにも演じなければいけないのです。
風俗だって夢の国のように非日常を提供するエンタメのひとつ。
醒めさせないよう、ボロが出ないよう、徹底的にキャラを演じ切りましょう。
未経験の子しか選ばない、同じ子で遊ばない、フリーでしか遊ばないなどマイルールに乗っ取って遊んでいる人も実は少なくないです。
あなたにリピートが来ない、または途切れるなどしてもこういった嗜好の問題もあるので一概に風俗嬢側の問題があるというわけではないのです。
あなたが出勤する時、相手が呼べる状況とは限らないのです。
事前にシフトを決めて日記などに告知するなどで指名の機会を掴みましょう。
仕事が忙しい、情熱がない、もうそろそろ落ち着きたい、彼女ができた、結婚するから……理由は様々ですが風俗遊びから卒業する人も中にはいるでしょう。
もう風俗通いは卒業する!と最後に言いに来てくれる人もいると思いますが大半はそのままフェードアウトです。
〜風俗嬢編〜
今度は風俗嬢の立場に立って考えてみましょう。
お客様編とはまた違い今度は根本的な原因が見えてきます。
仕事に慣れてきたからといって油断は禁物。
ついつい砕けてなあなあに済ませてしまっていませんか?
回数を重ねるからこそ"手抜き感"が際立つもの。
お客様だってお店の女の子に気を許してもらうことは嬉しいことです。
甘えられること、たまに見せる弱さに親密さを感じ愛おしく思うでしょう。
ですが「気を許す」と「気を抜く」ことは全く違います。
当欠、ダラダラ愚痴をこぼす、聞き流すような頷き、適当なありがとう、わざと時間を稼ぐ……。
この人なら許してくれるでしょ?という怠惰から生まれる甘えだけは誰も望みません。
親しき中にも礼儀あり、仮にも"客"と"従業員"の関係をお忘れなく。
特に最初は素朴、清楚、素人などで売っていた女の子!
仕事をこなしていけば当然お金ができる、お金ができたら自分磨きに使われるのは自然の流れ。
髪型や服装が垢抜けてくれば本人的にはかなり満足度高い。
でも最初とのギャップが強くなるほど客ウケがよくなくなってしまうのも事実。
自分をアップデートしていくのは大事ですがお店での"キャラ"の方向性は変えないようにしましょう。
2は磨き方の失敗でしたが、これは体の維持のお話です。
自分磨きがアップデートなら、体の維持はメンテナンスといったところでしょう。
やはり寄る年波には勝てぬというように、どうしてもシミ・シワ・脂肪は何もしないと体に出て来てしまうのです。
特に風俗嬢という仕事柄やはり夜型の生活になってしまいがち。
肌荒れや不規則な生活や食の偏りなどで働き始めてから太ってしまったという女の子も少なくありません。
体の維持は難しいですが、お客様のためだけではなく自身の健康に関わってくる問題でもあるので生活習慣の見直しをして、また良い循環の一歩を踏み出しましょう。
いわゆる真面目なタイプです。
見た目も気を使い、接客態度も丁寧、仕事は仕事としてこなしている。
完璧なのですがどこかオートマチックに感じさせる……。
色恋営業を仕掛ける仕掛けない抜きに、お客様はやはり"期待"をしてやってくるもの。
何度かあったら付き合えるかも?と思う人は少なくないのです。
他人行儀が抜けないとそれはそれでお客様は離れていってしまいます。
大事なのはメリハリ。
真面目でもどこか隙のある一面を見せるだけでより一層魅力的に見えてきますよ。
マンネリ化を避けるために変化をつけるということです。
これが意外と難しいですが具体的にどうしたらいいか?
例えば以下のようなことができます。
・プレイの順番を変える
・ベッドからソファーなどプレイする場所を変える
・普段受け身なら攻めてみる
・セクシーな下着をつけてみる(逆もありです!)
・コスプレをしてみる
シチュエーションは意外と大事です。
飽きて来た頃に少しずつ手を変えるのが◯。
指名が続くか不安で本番をしてしまう子もいます。
でも本番したらそれこそお客様にとってはゴールとも言えることじゃないですか?
ましてや恋人ではないのだからそこをゴールしてしまった人間はもう走らないでしょう。
せいぜいそのあと2、3回来て終わり。
ただただあなたの価値を損なわせるだけです。
もちろんどんなにお世話になっていようが心を許しているお客様でもNGです。
必死になりすぎると"ブレ"が生じて、ますますお客様を逃す結果になってしまいます。
焦らず、丁寧な接客を続けることが大事です。
見た目はもちろんそうですが、コミュニケーション力も欠かせません。
話していて楽しい人物は性別問わず魅力的に映るもの。
お客様を立てる会話も大事ですが、時には政治やネットのニュースを見たりして時事ネタを持っていくと、それはまた飽きさせない魅力的な女性としてお客様の心を掴みます。
常連のお客様なら、趣味や興味があるものを把握できてきますので情報収拾は怠らないようにしましょう。
お客様側の都合ということもありますが、それでも指名されなくなってしまう原因はこちらにある場合が多いです。
今回紹介したケースで思い当たるものがありましたら、ぜひとも改善に取り組んでみてくださいね。
失敗したとしてもチャンスはまた舞い込んで来ます。
たとえもう切れてしまっていても、それを糧にして次回に活かせばOKです。
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