読者の中には街を歩いていたら声をかけられた、そんな経験のある方も少なからずいるのではないでしょうか?
それは、ただのナンパだったり、芸能人事務所のスカウトだったり、あるいはキャバクラ・風俗店のスカウトだったのかも。
元々は日の目を見ない職業でしたが、新宿スワンのヒットによりその認知度も一気に高まりましたね。
今回はそんなスカウト(マン)について掘り下げていきたいと思います。
駅前や繁華街で女性に声をかけて風俗店に紹介することで収入を得ている人たちです。
実際には風俗専門というのは少数派でキャバクラやAV、ヌードモデルなんかも掛け持ちしていることが多いです。
「こんにちは~、これからどこいくの~」「お姉さんキャバクラ興味ない?お姉さんだったらめちゃ稼げるよ~」なんて声がけされたり、声がけしているところを見たことがある人も多いのでは?
それがスカウトです。
最近は規制が厳しくなり、都市部の繁華街ではあまり見かけなくなりましたね。
それでも、取り締まりが緩めの地域では、まだまだ路上スカウトマンが活動しています。
また、路上でのスカウトを辞めて居酒屋なんかでナンパに見せかけたスカウトや、出会い系のアプリやサイトなどその活動は形を変えて行われています。
これはピンキリです。
月収2、30万円程度の人もいれば、200万円を超えるような人もいます。
なぜなら、スカウトマンの給料はほとんどの場合、歩合制となっているからなんですね。
スカウトマン、スカウト会社には、それぞれ契約しているお店やグループがあります。
そこに女の子を紹介し、いざ働き始めるとスカウトマンに収入が入るという仕組みになっています。
スカウトバックには「買い切り」、「永久バック」という2つの仕組みがあります。
「買い切り」とは、女の子を紹介すると数万円のバックがお店から1回だけ支払われるという仕組みで、主にキャバクラで採用されています。
「永久バック」とは、「女の子の売上の10~15%程度のバックが、女の子が働き続ける間ずっと支払われる」という制度で、風俗は主にこの仕組みが採用されています。
例えば月60万円稼ぐ女の子がいて、スカウトバックが10%だとすると6万円がスカウトマンの収入になります。
そんな女の子を10人抱えていれば、毎月60万円の稼ぎになるというわけです。
難しい話は色々ありますが、結論を言うとスカウト行為は「職業安定法」「迷惑防止条例」で禁止されている行為に抵触しますので違法です。
実際、ここ数年は毎年のように全国各地でスカウトマンやスカウト会社が摘発されています。
その影響により、風俗スカウトマンも活動の場を路上からネットやプライベートな遊び場(居酒屋や合コン)などに変化させてきています。
そんなスカウトマンですが女の子から見たメリットも実はちゃんとあります。
これが一番のメリットです。
特に風俗初心者の女の子ですと、自分にマッチした店や繁盛店などの情報は分からないと思います。
スカウトマンは自分のテリトリの風俗店事情をよく知っています。
きっと、あなたの希望にあった(完全にとは言えませんが)、そして採用されるようなお店を紹介してくれるでしょう。
とはいえ、実際のところ自分や会社が契約している店舗しか紹介できないため、必ずしも自分にぴったりのお店が見つかるとは言えないですが……
これはあなた次第ですが、スカウトマンは人気になりそうな女の子の場合、店と交渉して条件面を引き上げてくれることがあります。
スカウトバックを歩合でもらうスカウトマンからすると、いい条件の方が実入りが多いですからね。
この辺りは、相場がわからなかったり交渉が苦手な人からすると助かる点ですよね。
風俗で働いていると色々な悩みが出てきますよね。
メンタルを病んでしまったとか稼ぎが少ないとか……
でも、風俗の悩みってなかなか人に相談し辛いと思います、特に周りに内緒で働いていると。
そんな悩みをスカウトマンはちゃんと親身になって聞いてくれます。
ただし優しさからではありません、仕事の一環として商売道具をメンテしているようなものです。
野球選手がバットやグローブを整備するようなものなのです。
スカウトマンにとっては、あなたがずっと稼ぎ続けることが自分の利益に繋がりますからね。
とはいえ、それでも味方が少ない風俗業界では意外と頼りになる存在なのかもしれません。
もちろんデメリットもあります、むしろデメリットの方が大きいくらいです。
メリットで「稼げるお店を紹介してくれる」と言いましたが、これは必ずしも「理想の環境」で働けるという訳ではありません。
なぜなら、スカウトマンにとって一番大事なことは「自分が稼げること」だからです。
例えば、紹介された店が少し稼ぎは物足りないけど居心地がいいと思ったとします。
そのお店はスカウトマンにとってはいい店ではありません、稼ぎが少ないですからね。
そんなとき、きっと他のもっと稼げそうな(もしかしたら環境が過酷な)お店へ移籍するように仕向けてくるでしょう。
スカウトバックをあなたの稼ぎから支払われてしまうケースがあります。
例えば1日40,000円稼いだとして、このときスカウトバックが10%だとします。
あなたに支払われる金額は4,000円を差し引いた「36,000円」になります。
1回だけですと大した金額ではありませんが、これがずっと続くわけですので結構な額の稼ぎが減ってしまいますね。
ただし、これは店によって方針が異なります。
女の子の取り分はそのままで、お店がの取り分からスカウトへ支払うというお店もあります。
風俗のスカウトバックは永久バックのシステムです。
あなたが働き続けてくれる限り、ずっと給料が入ってくるわけです。
当然、卒業して欲しくはありませんよね。
ですからあの手この手で引き留めようとしてきます。
もちろん風俗の強要はできませんので辞めようと思えば辞めれますが、結構な苦労をすることは覚悟しておいてください。
スカウトマンの中には、女は金づるとしか思っていないような悪質なスカウトマンが(しかも結構な割合で!)います。
そんなのに捕まってしまうと大変な思いをしてしまいます。
その手口を紹介しますので、引っ掛からないようにくれぐれも注意してくださいね。
よくテレビや雑誌でホストクラブにはまって借金が……という話を見かけます。
実際、ホストクラブにはまっている風俗嬢というのは結構な人数がいます、そして借金をしてしまっている風俗嬢も。
もし、スカウトマンがホストクラブに誘ってくるようでしたら、大体これを狙っていますので必ず断ってください。
それでもしつこく誘ってくるようでしたら、そのスカウトマンとは縁を切った方がいいです。
働いている店が居心地よかったとしても辞めて縁を切ってください、絶対後悔します。
色管理とはスカウトマンが女性に恋愛感情を抱かせてコントロールしようとすることです。
風俗で働くと、辛いけどでも悩みを相談する相手もいない……みたいなことって結構ありますよね。
そんなときに愚痴を聞いてくれたり優しくてくれたりすると「この人だけは自分のことを分かってくれる」と勘違いをしてしまうことがあります。
こうなってしまうと非常にやっかいです。
何度でも言いますが、スカウトマンは女性を商売道具としか思っていません。
お金のために優しくしているのです。
その辺りはあくまでビジネスライクに、こちらもストレス発散のために利用しているくらいの気持ちでいましょう。
ひとことでスカウトマンといっても色々なタイプのスカウトマンがいます。
スカウトマンのタイプごとに、紹介する業種やできることの幅なんかも変わってきます。
ここではそんなスカウトマンの種類を紹介します。
一番メジャーなタイプです。
特徴としては(会社の規模などによって異なりますが)、やはり組織力がありますので紹介できるお店や業種の幅が広いです。
風俗に限らず、キャバクラやヌードモデル、AVなどなんでも紹介できます。
幅が広いので希望に近いお店が見つかりやすいのはこのタイプといえるのではないでしょうか。
このタイプは完全にピンキリです。
個人の力量次第ですので、当たり外れの振れ幅が大きいです。
会社のしがらみがなく自由に活動できるため、もし当たりが引けた場合は幸せになれるかも知れません。
グループ店のお抱えスカウトマンです。
紹介できるお店は系列店に限られてしまいますが、その分、店との繋がりは他のスカウトマンより深いです。
条件交渉などもより融通が利きやすく、よい条件で働きやすくなります。
もし、そのグループ店に希望の店舗があるのなら利用するといいかもしれませんね。
さて風俗のスカウトマンについて解説してきました。
求人媒体としてはスカウトマンについては否定的な立場ではあるのですが、メリットがあるのも事実です。
媒体では載せられない情報も持っていますので、お店探しという点では媒体よりも効率的な部分があることも否定できません。
ただし、併せてデメリットな部分もたくさんありますので、ご利用の際は十分に注意してくださいね。
求人媒体としては、媒体経由で応募してくれることを願ってやみませんが。
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