風俗の給料は歩合制のケースが多く、その歩合のことをバック率と呼んでいます。
バック率はお店によって異なりますが、一般的なお店のバック率は50%~70%の間になっています。
例えば、お客さんがお店に20,000円支払った場合、バック率50%だと10,000円、バック率70%だと14,000円を女の子は受け取れるということになります。
バック率が高い店、低い店があるのはなぜ?
お店の経営方針が違うからよ。終わり。
……
………分かったわよ、もうちょっと詳しく説明するわ。
お店も運営していくには色々経費がかかるわ。
広告費や備品(タオル、ローションなど)、テナント料などね。
それに当然利益も出さないといけないわね。
そういった諸々を差し引いた分が女の子の給料になるの。
だから、運営に費用をかけているお店はバックが低くなりやすいし、そうじゃない店はバックが高くなる傾向にあるわ。
バック率が高い店がいい店なの?
最初にはっきりしておきたいのは、バック率が高いから良い店とは限らないってこと。
例えば次のような店舗があるとするわね。
A店:客単価20,000円。バック率50%。広告に費用をかけてお客さんをいっぱい呼ぶ方針。
B店:客単価20,000円。バック率60%。広告費用を抑えて女の子に還元する方針。
この条件で、A店では1日4人お客さんが付いてB店では1日3人お客さんが付くとしたら、実際の稼ぎは以下のようになるわ。
A店:10,000 x 4 = 40,000円
B店:12,000 x 3 = 36,000円
このようにバック率は低いけれども、集客力があるA店の方が稼げるということもよくあるわ。
他にも、ぱっと見のバック率は高く設定されていたけれど、雑費が引かれると実はそうでもなかったというようなこともあるわ。
稼げるお店を探す際には、バック率の他にも集客や客単価、雑費などについても調べてみるといいわよ。
気を付けよう!要注意なお店
バック率は50%~70%が一般的よ。
でも、たまにバック率80%~という広告を打つような店もあるわ。
こういった店は、ほぼ存在しないダミーのお店だから注意してね。
面接に行っても「スペックが満たせていない」「ちょうど人が足りてるから空くまで別の店で働いてみない」というような話をされて、系列店に誘導しようとしてくるわよ。